上座下座の基本がよくわかっていなかった話
こんにちは。敬語ブログを運営しているヒサヤです。25歳の社会人1年目です。
敬語が難しく上手く使いこなせないことに不安を抱き、このブログを立ち上げました。
今日は、またまた敬語というよりはビジネスマナーなんですが「上座と下座」についての基本について書いてみようと思います。
上座 下座の基本を知っていると悩まない
若い人が多い会社だとあまり気にならないのか、ちょっとわからないんですが、上司や取引先の人と一緒に行動するときは、結構この上座・下座のマナーを知っていないと印象が悪くなるかもしれないです。
上座、下座というのは、漢字のとおり、座る場所のことです。
上座には、上司や取引先の人など、立てたい人に座ってもらうようにするというマナーです。
下座には、ぼくらのような社会人1年目が座るわけです。
これは基本の考え方として、上座に座る人に気持ちよく過ごしてもらうという気配り精神があります。
例えば、会議室とか、タクシーとか、電車とか、あとは飲み会の席とかですね。
それぞれのシチュエーション別の上座と下座
では、シチュエーション別に上座と下座の例を書いていこうと思います。
まずは会議などをする応接間での下座は、これはドアや入り口に1番近いところが下座になりますね。そして、1番入り口から遠い座席が上座というわけです。下座に座る人は、いろいろ用件を足すために立って動いたりするので、入り口に近いところにいたほうが便利なので、あまり悩むこともないと思いますけど。
次は、電車ですね。新幹線などの座席だと横に3列並んでいたりしますよね。そんなときの上座は、1番窓側です。そして、真ん中が下座です。
トイレに行きやすいからと通路側を選ぶ上司や取引先の人もいるので、そのときは、言われたようにするのがマナーです。
これも、1番快適な席を上座とおぼえていれば問題はないと思います。
次は、タクシーですね。これは、基本は運転手の後ろ側が上座らしいです。下座は助手席。ただ、上司でも助手席が好きなこともあったり、支払いなんかも上司がすることも多いので、適宜変更するべきな気もしますが。
上座に座る人が、どんな席が気持ちよく過ごせるかを基準に考えてあげるといいんじゃないでしょうか。
最後は、エレベーターです。エレベーターにも一応上座や下座があって、これは無意識的にやってる人が大半だとおもいますが、下座はエレベーターのボタンの前です。操作できるのはここですし、入り口に1番近いので。上司や取引先の人を中に誘い入れてから、自分がボタンの前に乗って、開け閉めをする、というのが基本だと思います。
最初は、上座や下座は難しい気がしていましたが、ようするに相手に気持よく過ごしてもらうにはどんな席がいいかを考えればいい、ということが分かってからは悩むことはなくなりました。ぜひ試してみてください。