知っておきたい敬語使いのコツ

社会人1年目の管理人が敬語使いのコツを記録しておこうと思い立ち上げたブログです。

間違っているかもしれない丁寧な言葉

f:id:longview19:20160919185528j:plain

こんにちは。敬語ブログを運営しているヒサヤです。25歳の社会人1年目です。
 
敬語や丁寧な言葉って難しいと思いませんか?自分は正しいと思っても、実は使い方に誤りがあったりした日には恥ずかしくてしょうがありません。
 
とくにぼくは大卒後はアルバイトをして食いつないでいたので、結構バイト言葉的なものが染み付いていて、社会人になってから結構苦労しました。まあ、今でもしているといったほうが正しいです。
 
そこで、今日は実は間違っているかもしれない丁寧な言葉について書いてみようと思います。
とくにフリーターして飲食やコンビニなんかでバイトしているなら、気をつけておいたほうがいい表現です。
 
 
 
ぼくの仕事上、わりと電話応対が多く、その際に相手の名前を尋ねることが多々あります。
そこで、ぼくは飲食バイト経験があったり、コンビニバイト経験があるので、席の予約されるお客さんなどに、「お名前、頂戴できますか?」とよく聞いていました。
誰もそれをおかしいと言わなかったので、ごく当たり前な丁寧な聞き方だと思っていたんですが、実はこれは間違いなんです。
 
正しくは、「お名前をお伺いできますでしょうか?」らしいです。
頂戴するというのは、典型的なマニュアル敬語的なもので、本来はおかしな言葉なのです。
 
それ以来、電話応対するときは、お名前をお伺いできますでしょうか?と聞くようにしていますが、この表現は結構いろいろなところで聞きます。
レストランで予約をするときも、言われますし、サインを求められるときも、お名前頂戴できますか?と普通に言われます。
 
いつの間にか間違った言葉が浸透していることもあるので、ビジネスで使うときは注意したいなと思いました。
 
 
あとはよくバイト用語で言われるのが、お金を受け取るときの表現です。
 
「1000円からお預かりします。」これも、ぼくがアルバイトをしているときに散々言っていたことなんですが、「から」が不要なんです。
 
1000円お預かりします。で済むところを、なぜか1000円からと言ってしまっているんです。
 
分かる人には、分かる間違っている丁寧な言葉なので、できることなら社会人になったら直しておきたいなと思います。
 
ぼくは接客業ではないので、こういうバイト敬語的なものを使う機会自体は少ないですが、たまにおかしな言葉を使っていると先輩に注意されます。社会人になってから言葉を直すのは結構大変なので、できることなら学生のうちから言葉遣いは意識したほうがいいかもしれないです。